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禁煙?タバコの止めようとするから止められないのだ

世界的に世の中は禁煙ムード

タバコを吸う人達はどんどん端に追いやられていますね。

分煙室があってもその周辺も臭くてたまらないと評判は非常に悪いです 。

今では、あの有名なイギリスロンドンのパブでさえも禁煙のお店だらけです。

以前私はロンドンで暮らしていたことがありますが、その頃のパブのイメージは雑踏とUKロックとタバコの煙ですけどね。

 

タバコを吸わなくなって かれこれ5年経ちます 

実は私は 中学校1年頃(笑)から 30年タバコを吸い続けていました。

先ず朝起きて一服

~朝飯食べて一服

~出勤途中に一服

~会社に着いて一服

~仕事しながらトイレで一服

~休憩時間に一服

~昼飯食って一服

~仕事しながらトイレで一服

~仕事終わって一服

~帰り道で一服

~家に着いてとりあえず一服

~それから寝るまで何かしら吸っていました。

特にお酒を飲むとチェーンスモーカー

タバコの火が消える前に次のタバコに火をつけて吸い続ける始末…

 

 

”良く百害あって一利なし”なんて言いますが…

100の害?にあったことがないのですが、身体に良くないの

は知っています。

でもね、1の利ぐらいは、あるよなぁ…って思っています。

それはホッとするとか、落ち着く…つまり精神安定って事です。

これが私が今まで吸っていた理由で多くの人もそうだと思います。

 

しかし、その「1の利ぐらいは、あるよなぁ…」って思っていたことに大きな問題が隠されていました!

 

「1の利ぐらいは、あるよなぁ…」=「タバコが止められない理由」

 タバコを吸うとニコチンが肺から速攻で血液に乗って脳に達します。脳にはニコチン受容体っていう物質があってニコチンと結びつきます。すると、脳から快感を生じさせる物質(ドパミン)が大量に放出されます。喫煙者は快感を味わうことができます。

これが、「タバコを吸うと落ち着く」や「ホッとする」といった効用が得られるしくみです。

タバコを吸う人が「やべぇよ・・・やべぇよ!イライラする!ニコチン切れてきたよ」

と言うのは定番のギャグですが、これはマジな話だったのです。

しかも!30分もすると体内のニコチンが切れて、反対にイライラするし落ち着かないなどの禁断症状があらわれます。

そして、その禁断症状を解消するために、またタバコを吸うようになり、そうしてニコチン依存症になっていきます。

こうなると、タバコをやめたいと思っても、やめるのが困難になります。

オマケコチン依存症から抜け出すのは、ヘロインやコカインをやめるのと同じくらい難しいといわれています。

99の害・・・

会社に勤めていると定期的の健康診断を実施されます。

これは現代人の大問題である生活習慣病対策です。

これによりタバコがより一層問題視されて注意喚起されるようになりました。

健康診断で見事にメタボと診断され、この時に医者からタバコは止めろと散々指示され

た諸兄も多いはずです。

タバコを吸って依存症となると身体がどうなる?

癌。脳卒中心筋梗塞動脈硬化、高血圧、糖尿病、メタボリックシンドローム胃潰瘍COPD、肺炎、喘息、うつ病バセドウ病骨粗鬆症、ED・・・

全身の病気のリスクを高めることがわかっています。

また病気のリスクだけでなく、妊娠・出産への悪影響や乳幼児突然死症候群の発症リスクにも関連してきます。

「タバコを吸うと余命が短くなる」という話は、よく耳にします。では、具体的にどれくらい余命が短くなるかを知っていますか?

実は、タバコを吸う人は吸わない人よりも、余命が10年も短くなるのです。

英国のデータによると、70歳時点の生存率をみた場合、タバコを吸わない人が81%なのに対して、タバコを吸う人は58%でした。タバコを吸うだけで生存率が23%も低くなるのです。

では、日本ではどうでしょうか? 日本において、20歳未満でタバコを吸い始めた男性(1920~45年生まれ)の72%は70歳まで生存していましたが、タバコを吸わない男性の72%は78歳まで生存していました。つまり、タバコで余命が8年短くなったわけです。なお、同じように女性を調べると、タバコで余命が10年短くなっていました。

このほかにも、50歳以上の男性では、死亡者の5人に1人は喫煙が原因であると報告されています。なお、女性は7~8人に1人でしたが、これは男性に比べて女性の喫煙率が低いためです。

 

それでも

百害あって一利なしではないんですね…

 

タバコは歴史的にもとても古くから存在しています。

昔はタバコの成分が及ぼす身体への負担はこれだ!なんて誰も知らないんだから。

そして何よりタバコが原因で死ぬなんて事がなかったからでしょう。

タバコを吸ったら、直ぐに死ぬとか、狂人になるとか、すぐ病気になるとかそんなことはなく、かと言ってすごく強烈な快感を得らることもない。

ホッとしたり、落ち着いたりするだけってところがポイントで現代まで吸われている要因だと思います。

それに私の周りでタバコの吸い過ぎで死んだ人なんて見たことも聞いたこともありませんしね…

 

 私が提案するのは意識して本数を減らすことです。

「今日からタバコをやめる!」と宣言して、タバコを丸めてゴミ箱へぽいってシーンを今まで良く見てきたけど、殆どまた吸っています。

 

だったら最初っから吸うのをやめな事です。

 

そして例えば…朝食後は吸わない、昼食後は吸うなどタバコを吸いたくなるシーンのどれかで吸う、吸わないを決める事です。

「タバコは止めていないけど、ここでは吸うのを控えよう」って考える事です。

タバコを止めていないって考えているところがミソです。

控える回数を徐々に増やしていくとそのうち、吸わない回数が数回数を上回りだします。

私は今でもタバコをやめたって思っていませんが、もう吸いたくなることもありません。

 ヘロインやコカインをやめるのと同じくらい難しいと言われるタバコですからそんな簡単に止められやしないんです。